ながらみ
商品特徴
【ながらみ】と聞いても中々ピンッと来ませんよね?
ながらみと言いますのは、主に千葉県の外房、愛知県や静岡県で水揚げされる巻貝になります。
千葉県では昔から水揚げされていた貝で、20-30年前程はかなりの水揚げがあり、ながらみと言えばお店で買うものではなく、漁師さん経由で貰って食べると言う感覚の物でした。
しかし今では水揚げ量もかなり減ってしまい、幻の貝なんて呼ばれ方もする程希少価値が高くなっています。
水揚げのある千葉県九十九里浜の海岸沿いの飲食店ではお酒のおつまみとして、必ずと言っていいほど提供されています。
そんなながらみを港から直接買い付け、ボイルをしたものが本商品となります。
ながらみは砂地の海域に生息しており、イケスにて砂抜きを行います。
そして砂抜きが終わりましたら、ボイルをしていきます。
ながらみを茹でる際にもポイントがあるんです!
沸騰したお湯から茹でようとしますと、ながらみ自体がビックリしてしまい、身を殻の奥の方に入れてしまうんです。
まあそれでもいいのですが、中に入ってしまうと食べる際に身が取り出しにくくなってしまうんですよね。
なので、塩水を作って常温から茹でていき、徐々に熱を通していくことがポイントになります。
解凍方法・お召し上がり方
こちらのながらみは1粒1粒バラバラに凍結されていますので、まずは食べる分だけをパックから取り出し、冷蔵庫にて半日程度かけて解凍をします。
塩水でボイルしていますので、解凍をして頂ければそのままお召し上がり頂けますが、更に美味しくお召し上がり頂くポイントがあります。
それは、3%程度の塩水を作って頂き、1-2分程ボイル(イメージは温め直すと言った感じです)するんです。
こうすることによって、ながらみの風味も増し美味しくお召し上がり頂けるようになります。
爪楊枝を刺して身を取り出す
では肝心のお召し上がり方ですが、まずは爪楊枝をご用意下さい。
チョコンと出ている身の部分に爪楊枝を刺して、クルクルと回しながら取り出して下さい。
先程お伝えしましたが、熱湯からいきなり茹でてしまいますと、身が殻の中に入ってしまうので、取り出しにくくなってしまうんですよね。
こんな風にクルクルと……
無理矢理引っ張り出してしまいますと、身の先に付いている肝などが切れてしまいますので、早く取り出したくなる気持ちを抑え……
イジイジとこの時間すら楽しんでしまいましょう(笑)
このように取り出すことが出来れば、もうアナタはながらみマスターです♪
先の肝の部分ももちろんお召し上がり頂け、こんな小さい貝ながらバターのようなコクのある味がしますので、是非先端まで取り出せるよう頑張りましょう!
肝が切れてしまいますと、救出活動は困難を極めますので慎重に……
こちらのながらみ、赤い点線で囲った部分にプラスチックの蓋のようなものがあります。
サザエにも身も守るために蓋があると思いますが、それと同じ役割のものです。
こちらは食べることが出来ませんので、手で取り除いて下さい。
ここまで出来ましたら、もうお酒と共に酒盛りの始まりです♪
そのままお召し上がり頂くのが一般的ですが、身と肝を取り出してオリーブオイルとニンニクで炒めても美味しいですよ!
物凄く手間はかかりますが、一瞬にして白ワインのおつまみに変身しちゃいますよ!
購入方法