ボイル伊勢海老
商品特徴
意外と知られていないことではありますが、ここ千葉県は全国で1位・2位を争う程の伊勢海老の水揚げ産地になります。
特に外房にあります大原港は単体の港の中では伊勢海老の水揚げ量日本一を誇る港でもあるんです!
水揚げ時期としましては、6月と7月(伊勢海老の産卵期の為、禁漁の時期となります。)を除いた月は漁獲があるのですが、メインシーズンは8月~10月になります。
伊勢海老は水温が低くなってしまうと、活性が下がり岩場の隙間から出て来なくなってしまうため、漁獲してはいいものの冬場などはほとんど水揚げがありません。
必ず “活きた” 伊勢海老から生産
こちらのボイル冷凍伊勢海老のこだわりと言いますと……
必ず活きた伊勢海老から生産を行っていると言うことです。
伊勢海老は死んでしまいますと、自ら身を溶かしてしまう行為を初め、こういったものから生産をしますと、身がパサパサ・ボロボロになってしまうのです。
なのでボイル伊勢海老は必ず活きたピチピチの伊勢海老から生産をすることにより、身の締まり、そしてプリッとした食感になるのです。
しかし活きている伊勢海老をそのまま加工しようとしますと、伊勢海老がバタバタと暴れ作業にならない為、活きたままの伊勢海老を氷水に入れ締めます。
またこの氷水に入れることによって、伊勢海老は一時的に仮死状態になるため、鮮度を保ったまま生産が行えることもメリットの1つです。
この状態からボイルをすることで、伊勢海老の身の甘みも最大限に活かすことが出来ます。
保存方法
冷凍商品ですので、冷凍庫にて保管をお願い致します。
賞味期限につきましては、到着から3か月以上あるものを発送するよう心掛けております。詳しくは発泡スチロール側面のシールをご確認下さい。
賞味期限内でもお早目にお召し上がり頂くことをオススメさせて頂いております。
解凍方法
解凍は流水解凍を15-30分程度行って下さい。
冷蔵庫に入れての解凍でもいいのですが、伊勢海老や蟹などの甲殻類は解凍状態で長時間放置しますと “黒変” と言う現象が起き、ミソの部分から黒くなってしまいます。
甲殻類に起きる黒変(こくへん)と言う現象について
伊勢海老の身はたんぱく質などで構成されていますが、このたんぱく質は酵素によって分解され、アミノ酸へと変化していきます。分解されたアミノ酸の中にはメラニンの元にもなる「チロシン」というアミノ酸があり、これが増えていき身が黒く変色していってしまうのです。この黒変と言う現象は蟹を解凍して、時間が経過すれば経過するほど起きやすくなってしまいます。こういったこともあり、流水解凍をオススメさせて頂いています。しかしこの黒変は身が腐敗などして出てくる現象ではありませんので、見た目は悪いものの食べても何ら問題はございません。とは言いましても、見た目も大切ですのでお早めにお召し上がり頂くことをオススメ致します。
こういったことが起きてしまいますので、あまり時間をかけず解凍が出来ます、流水解凍をしてお召し上がり下さい!
お召し上がり方
こちらは少し小さいサイズのボイル伊勢海老となりますが、こちらで簡単な捌き方をご紹介させて頂きます。
では早速伊勢海老を捌いていきたいと思いますが、伊勢海老を捌く際は必ず軍手などを着用の上、作業を行って下さい。
伊勢海老の頭やツノには無数のトゲがありますので、素手で作業を行ってしまいますと、切れて血が出てしまう可能性がありますので、ご注意下さい。
まずは頭と尻尾の部分をもって、捻りながら左右へ引っ張っていきます。
そうしますと写真のように頭部分と尻尾部分を分けることが出来ます。
そして尻尾の部分に内側の両サイドをハサミでカットしていきます。
両サイドをカットしますと、薄い膜状の殻が写真のように取れますので、下まで剥がしていきます。
その後身の部分も同様に取り出せば完了です。
半割りの仕方
ご自身でお召し上がり頂くだけであれば、上記の身を取り出す方法だけで十分だと思いますが、見た目も重視しつつ料理を作られるのであれば半割りにもチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
まずは写真のように頭部分のちょうど真ん中あたりに包丁の先を突き刺します。
出刃包丁の方が切りやすいとは思いますが、出刃包丁は包丁に厚みがあるため、殻がバリバリに割れてしまいます。
ですので、もし出刃包丁をお持ちであっても、通常の包丁で切る事をオススメ致します。
そしてそのまま勢いよく下まで包丁を落としていきます。
伊勢海老の殻は硬く、安定もしないので、十分注意をして行って下さい!
伊勢海老を反対に向け、尻尾側も同様に切り落としていきます。
何度も言いますが、気を抜かず、注意して行って下さい。
そうしますと……
綺麗な半割りのボイル伊勢海老の完成です。
オススメレシピ
こちらのボイル伊勢海老は塩水にてボイルをしてありますので、解凍して頂き、殻を剥きますとお召し上がり頂きます。
伊勢海老の身の甘みを十分に引き出してありますので、そのままでも十分に美味しいですが、オススメレシピもご紹介致します。
伊勢海老のテルミドール
結婚式場では定番に料理のテルミドール。
凝ったソースを作って頂いても結構ですが、簡単なテルミドールとしましては、マヨネーズと味噌を混ぜて塗り、焼いて頂くだけでも本格テルミドールの完成です。
伊勢海老のパスタ
ご自宅で伊勢海老のパスタなんて作ったら、かなり豪勢な料理になりますよね!
残念ながらボイル済の伊勢海老なので、出汁はあまり出ないですが、是非お試し頂きたいレシピになります。
購入方法